図書館サービスの変化

公共図書館がビジネス支援を積極的に行うなど、図書館のサービスもさまざまに変化しています。1998年、「村おこし・まちづくりに貢献する図書館」の考え方を根底にすえ、開館したのは「富山県舟橋村立図書館」です。富山地方本線・船橋駅の駅舎と一体化した図書館で、“駅を出ると図書館”という立地。

 

図書館運営の主旨として、「暮らしに役立つ本や雑誌を提供する」「子どもの夢と希望をはぐぐむ空間をつくる」などのほか、「村の資料センターとしての機能をもたせる」「地域コミュニケーションの場を提供する」場を提供し、世代を越えた交流の場となっています。

 

2003年にオープンした島根県斐川町立図書館は、地元の小中学校との密な連携を行っています。

 

公共図書館はと学校図書館間の連絡会議の開催、学校図書館蔵書のデータ化、連絡車の運行などを具体化しました。最も効果的だったのは、それまで司書教諭が、クラス担任や授業、クラブ活動の指導を兼務しながら学校図書館の業務をこなしてきたことの限界性を認め、町立図書館から学校図書館へ司書を派遣することによって、学校図書館のにぎわいを創り出したこと。

 

校内で開催されるブックトークや学年ごとの読書集会など、ボランティアとの連携も行い、貸出し冊数も年々、増加するなど、活発な図書館活動が展開されています。

 

2013年オープンと、日本で最も新しい図書館といえる長野県小布施町の「まちとしょテラソ」は、長野電鉄・小布施駅から歩いて2分に立地。小布施は、北斎の美術館で知られる観光のまちです。

 

町民主体のプロジェクトによって、開館後の運営もつねに協議を重ねられ、「交流と創造を楽しむ、文化の拠点」「学び」「子育て」「交流」「情報発信」の場として、美術系のワークショップや「お父さんによる読み聞かせ会」、司書兼運動療法士による健康講座などが、多数のボランティアによって開催されています。

 

貸出しは周辺4市町村の在住・通勤・通学するひとが対象ですが、閲覧は誰でもOK。夜8時まで開館。今後の活動が注目されています。