図書館の業務モデルPart.2

図書館業務は、収集、組織化、保存、提供と4つの要素から成り立っています。内容は次のとおりです。

 

1.収集(選書、購入、ほか)

 

収集するまでの一連の作業です。

 

●選書:予算を踏まえ、図書館にとって妥当と考えられる資料を選ぶ。

 

●発注:出版社に購入を依頼。一般に、寄贈を呼びかけることもある。

 

●検収:届いた図書の落丁・乱丁のチェックを行う。

 

●受け入れ:受け入れた図書を、図書台帳/図書原簿に記録する。

 

●装備:図書にICタグ、バーコードラベルなどの貼付を行う。

 

2.組織化(主題目録、記述目録作業、ほか)

 

利用者が本を見つけやすいような仕掛けをつくります。

 

●主題目録作業:図書から主題をピックアップし、主題別にグループ分けを行い、配架する。言葉で表される「件名作業」と、記号体系の中で分類される「分類作業」の2種類がある。

 

●記述目録作業:蔵書目録(蔵書リスト)を準備すること。主題別にグループ化された図書は、図書を題名や著者名で探す利用者にとってわかりづらいため、リストの索引機能を使って探し出せるようにする。最近では、コンピュータ目録が一般的なため、書名や著者名による編成は意味をなさなくなった。

 

3.保存(配架、修理・製本、ほか)

 

配架したり、修理、製本などの作業を行います。

 

●配架:所在記号の順に、図書を並べる。

 

●修理・製本:経年変化や傷みに対し、修復や補強措置を講じる。

 

4.提供

 

本の貸出に、実際に携わり、利用者の相談に乗ります(文献複写やILLも含む)。

 

●貸出:どんな図書をだれがいつ借りたか、一時的に記録。最近では、この役割を「自動貸出装置」が担う館が増加中。

 

●返却:返却されたら、利用者のプライヴァシー保護のため、貸出記録を破棄。

 

●レファレンスサービス:利用者の相談に対し、知識と情報を提供し、問題の解決を支援する。

 

 

1-3までは、「テクニカルサービス」(間接サービス)、4については、「パブリックサービス」(直接サービス)と呼ばれます。