図書館司書の採用試験について

図書館司書の採用試験について、公立図書館の場合は、自治体によって、職務についての考え方が異なり、図書館司書の採用試験も異なっているのが現状です。

 

例えば、東京都では、司書職の受験要件を“図書資格を有する者”“資格取得見込みの者”としています。

 

その一方、図書館司書が受験区分になく、一般行政職として採用する県も少なくありません。

 

試験への合格後、図書館に配属されても、無関係の部署に配置転換となる可能性もあります。

 

また、近年、図書館業務を業者に外部委託する図書館も増えていますから、図書館司書としての採用試験を業務を受託している会社で受ける、ということになるかもしれません。

 

司書職募集・滋賀県の場合

2015年1月に発表された、滋賀県の平成26年度の「滋賀県公立図書館職員(司書)採用選考」の主な内容は次のとおりです。

 

◆採用予定人員:司書2人

 

◆資格:司書資格を有する者(取得見込み含む)。※昭和55年4月2日から平成5年4月1日に生まれた者,または平成5年4月2日以降に生まれた者で大学(短期大学を除く)を卒業した者(見込み含む)。

 

試験は、2月の第1次審査(教養試験、専門試験)を通過した人は、第2次考査で、図書館司書としての識見、表現力についての小論文とともに、口述試験を受け、これに合格すると、滋賀県人事委員会による口述試験(面接試験)、適性検査(公務員としての適性検査)を受けます。

 

内定通知は、3月中旬となっています。

 

国会図書館では…

国立国会図書館の採用試験では、「総合職試験」・「一般職試験」(大卒)・「一般職試験」(高卒)に分かれており、図書館司書の資格の有無は問われていません。

 

試験は1次と2次があり、1次では教養試験(高卒では英語試験/記述式、作文試験)、2次では専門試験や性格検査、個別面接が行われます。

 

専門試験とは、法学・政治・図書館情報学・数学などから、あらかじめ選択する1科目について、試験が行われます。