図書館で実施される2つのサービス

図書館サービスとは、公共図書館を始めとする、大学図書館・学校図書館・専門図書館・国会図書館などの図書館が図書館を利用する人のニーズに応じて、必要な資料(書籍など)や情報を提供するために日々行なっているサービスのこと言います。

 

最近では、インタネットなどの急速な普及に伴い、情報を比較的入手しやすい人と、入手するのが難しい人の2通りに分かれ、情報格差の拡大に対する懸念が存在しています。

 

例えば、高齢であるがためにパソコンの操作に不慣れである利用者。パソコンの操作に問題はないが、情報や資料の探し方についてこれまで特に系統的な教育を受けてこなかった利用者など、図書館を利用する人の情報活用能力、情報リテラシーのレベルは千差万別です。

 

図書館の目的は、市民の生涯学習を積極的にサポートしていくことになりますから、様々なタイプの利用者に対応しながら、このような情報格差を解消するべく、情報提供機関としてさらに重要な役割を果たすことが求められています。

 

テクニカルサービスとパブリックサービス

 

一般に図書館サービスは、テクニカルサービスと、パブリックサービスの2つに分けることができます。

 

テクニカルサービスは、資料や情報の選択、資料や情報のデジタル化、資料の分類と目録作成、資料の装備と排架、蔵書管理などが含まれます。

 

資料の収集、またはデジタル化したDVDなどの資料を図書館利用者にスムーズに提供するための準備など、図書館利用者と直接的ではなく、間接的に関わることから、間接的図書館サービスとも言われています。

 

一方、パブリックサービスでは、資料提供に関するサービス、情報サービス、広報活動、図書館利用教育、集会活動、児童に対する読み聞かせ、ストーリーテリングなどが含まれます。

 

図書館司書が図書館利用者と直接コミニュケーションを取りながら実施するサービスになりますから、直接サービスとも言われています。